宇宙投資の会では小WGとして「クロスオーバーファンドの投資信託(投資信託の一部に未上場企業への投資を行う)」を考える活動をしています。関連団体との意見交換も行なっています。

<以下直近の活動について、小WG幹事より>

宇宙関連技術は目覚ましい進化を遂げており、日本でも有望なベンチャー企業が発出していることはとても嬉しい限りです。

投資家として有望な日本発ベンチャーに世界に進出し、成長してもらうためにどのような支援ができるのか。

その一つがやはり継続的な資金供与だと考えます。日本の資本市場の課題の一つである、プライベートから上場へと途切れない継続的なリスクマネーの供与という課題と同時に、個人投資家にとっても手の届く運用であってほしいという夢を叶えたいという思いを胸に取り組んでまいります。

公募投資信託の未上場株式組入れについて、まずは企業サイドの整備が整ってきているレイターステージ企業に焦点を絞ってアプローチしていました。レイターステージでも組み入れるにあたり大きく分けて2つの課題がありました。

①       公募投資信託における未上場組み入れに必要な枠組みの整理

②       流動性を確保するためのセカンダリーマーケット

①については今年、基準価格算出におけるルール、時価評価(公正価値)運用報告書・有価証券報告書(報告書と基準価格との差異)、等に大きく進展が見られました。

②についても金融審議会「資産運用に関するタスクフォース」(P42-51)にてセカンダリー市場についての議論が開始されており、これを機会に是非金融庁と意見交換を設定したいと思います。

ご関心のある方は是非ご連絡ください!